November 14, 2005

ドラッカー氏死去

ドラッカー氏が去る11月11日亡くなった。
95歳だったそうだ。
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ドラッカー氏死去のニュース
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A5%C9%A5%E9%A5%C3%A5%AB%A1%BC&st=n

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おおよその年齢は知っていたため、「彼もそろそろだよな」とか「彼が亡くなったときはブログに彼のシリーズものを書くよ」とか、不謹慎ながら以前から友人に話していた。
それはそれだけ僕が彼の本を繰り返し繰り返し読み、彼にハマっていたことの裏返しでもあった。
しかし、実際にその場面が来ると何を書いていいのかわからない。
でも、何か一言でも書いておきたい。
そういう葛藤から、今、キーを打っている。

そして今とても悔しい気持ちでいるのは、彼が亡くなったことを今日の朝、友人から聞いたことだ。
僕自身が知るよりも、僕が「おもしろいよ」とドラッカー氏の書籍を勧めた友人から聞いたことだった。

彼にハマったのは僕が院に進むことを決意したときのこと、ゼミの教授に「ドラッカーの本を読んでないの?」と意味深な問いかけをされたときからだ。
それから僕は彼の代表作である「現代の経営」をはじめとする彼の書籍を次々と読破していく。
時に古書店で定価の何倍(何十倍って言ったら大げさかなf(^^;)
それも教授の問いかけに堂々と「読んでないわけ、ないじゃないですかぁ」と答えられるくらいに。

彼はよく経営の「哲学者」であるとか、「預言者」であるとか言われる。
僕たちの見えていないものが見えているからそういわれるわけだが、読みようによっては彼の言葉に特別なものはない。
時に「目新しいことは何も書いていない」という声も聞こえるが、それはドラッカー氏の書きたかったことの本質が見えていないからだろう。
僕は1年に一度、ドラッカー氏の本を読み直してみるのだが、毎回新しい発見がある。
自分の研究に詰まったときなど、読み直すと新たな切り口が見えてくることがある。
《この辺はわかる人にわかってもらえたら十分です。きっとわからない人は何度読んでもわからないことでしょうから》

ここに彼の名言を書き連ねようとも思った。
でも、詮無いことですよね。

インターネットでドラッカー氏の著書を調べてみました。
ドラッカー氏の著書を読んでいたときは無心に経営学関係の著作物を読んでいたなぁ…
今は自分の研究に関する本や論文ばかり読んでるもんなぁ…
あのときの純粋な気持ちを思い出しました。

本当に惜しい人を亡くしました。
彼のような人はしばらく誕生しないでしょうね…


合掌

<ドラッカーの書籍一覧>
http://www.bk1.co.jp/search/search.asp?srch=2&kywd=&ti=&au=%82%C7%82%E7%82%C1%82%A9%81%5B&pb=&isbn=&idx=0&Sort=da&dp=100&pby=&pbrg=3&age=&submit=%81@%8C%9F%8D%F5%8AJ%8En%81@

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September 11, 2005

生涯学習フォーラム閉鎖

生涯学習フォーラム(FLEARN)が閉鎖した。
某所の人たちはきっと参加者が少ないことが気に入らないのだろう。

生涯学習フォーラム(FLEARN)が設立されてから、十数年経過している。
しかし、閉鎖の判断は一瞬でできる。
創りあげる苦労は大変なものなのに、それを壊すのは一瞬でできるものなんだね。

もともとこのブログはWeb化する生涯学習フォーラムの宣伝効果をねらって始めたもの。
もうやめてもいいんだけど、生涯学習フォーラムの存在した証として残してもいいかな…と思って、残すことにした。
「証」なんて大げさな物言いだけど、コミュニティって「人の集まるところ」…でしょ?
みんなが集まった記憶だけは残しておきたいからね。

僕はmixiに移動します。
そちらでお会いしましょう。
多くの人は既に会員になっていることと思います。
会員でない人は僕にメールしてね。
招待状を送ります。
「そーろん」で探してもらえれば、出てきますから(^^)

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June 23, 2005

ブログ講座

以前に某協会でブログ講座を行ったのだが、意外と評判が良かったらしく第2回を開いて欲しいと言われた(--;
昨日、実施したわけだが(^^;

んで、ちょっといい話をしすぎたかな?と思い、昨日は少し簡単ではないという話をしてみた。
(既に企業に属していないので、これで仕事を取るわけでもなく、怖いものなしさ(笑)<元SEσ(^^;)

ブログを社外に対しての情報発信ツール、コミュニケーションツールとしてビジネスに利用する場合、書き手の問題がある。
これはその会社を代表するわけだから、その会社の沽券に関わる問題である。
またブログをどのような目的(潜在顧客の発掘、既存顧客の満足度向上、コミュニケーションツールとして顧客ニーズの獲得etc)で利用するのか、明確にする必要があるだろう。そうしないとただの日記っぽくなってしまうf^^;

ブログを社内のコミュニケーションツールとして、イントラネットで利用する場合、それができる社内風土と社員に情報リテラシーがあるのか…という問題がある。

社内風土の問題とは、自分の失敗をオープンにすること、なんでもオープンに相談できる雰囲気といった問題である。
たいてい自分の失敗は隠したがるし、自分の持つノウハウはあまり人には教えたくないものだ。
表面的なことしか書かれなければ、何の意味も持たない。

次にブログを書くだけの文章能力が皆にあるかということ。
情報リテラシーの問題もある。
これについては以下のブログが参考になる。
酔うぞさんの『blog をイントラネットで使うことなどを考察する』
雑談ではなく、でも単なる報告よりも中身が濃い…そんな内容。

今や社内外のコミュニケーションツールはグループウェア、掲示板…様々なものがある。
選択肢がいろいろとあるのだ。
その選択肢の中から自社に適しているツールを見つければいいのだが、それには選択できる知識(IT、マーケティング、経営戦略、組織論(あえて経営戦略から切り離してみた)etc)が必要となる。
いずれにせよ、流行に流されて導入するほどバカなことはない。
コミュニケーションで一番理想なのはバーチャルなコミュニケーションではなく、『Face to Face』でのコミュニケーションなのだから。

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June 17, 2005

改めて卸っていらない??

“イオンにビール直接納入 サッポロ、7月に本格実施”
こんなタイトルの記事を見つけた。
「大手スーパーのイオンがコスト削減のため、ビールメーカー各社に対し、酒類卸会社を経由せず直接イオンの配送センターに商品を納入するよう求めていた問題で、サッポロビールが実質的に応じる」とのことである。
記事によると「卸会社に支払うリベート(販売奨励金)を廃止したため、卸会社は小売業界に値上げを要請」という経緯があったようだ。

以前から「『卸』不要」の議論もあったけど、こんなことを言っているようではそれもやむを得ないのかなぁ。
(交渉の詳細については良くわからないけど(^^))
単にモノを右から左に流すだけで、お金を儲けているのであれば必要ない。
「たとえ商品の価格が上がっても、うちはここの卸会社をはずせない」
そういわれる卸会社だけが生き延びることができるのだろう。
卸業界は改めて卸の社会での存在意義を説明する必要があるのではないか。
学部生レベルのお話だが、生産者と消費者の間には様々な経済的隔離があることが知られている。
それを除去する努力が流通業者には求められる。

うちの会社(卸業者)が存在することで、どんな経済的隔離が除去されるのか…
改めて問い直してもいい気がする。
学部生レベルのお話かもしれないけど、基本は大切だよぉぉ(笑)

《ちなみに僕は卸に頑張って欲しいと思っている立場です。卸が力をなくしていくと中小の小売店はやっていけなくなっちゃうからさ》



一応、参考資料として…
『2005 我が国の商業-新たな発展をめざし、変わりゆく商業-』平成17年3月31日 経済産業省公表
http://www.meti.go.jp/statistics/syougyou/ws2005/index.html

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May 13, 2005

[迷惑メール]迷惑メール送信、即罰金=改正法成立

迷惑メール送信、即罰金=改正法成立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050513-00000369-jij-pol


とりあえず、進歩はしたか…
でもねぇ…その窓口をきちんと作ってくれないことには…

最近でも…
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こんなメールが、3日連続できている。
いいかげんにしろよ。

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April 05, 2005

個人情報保護法について…2

個人情報保護法っていうけど、そもそも個人情報ってなんだろ?(・.・?)

「個人情報保護法がどんな法律なのか」、「どんな影響があるのか」など、最近、このトピックが思っていた以上に話題になっているので、ちょっと考えてみる。
(以前にも書いたんだけどさぁ…あのときは個人的感想を書いただけからさ(^O^;)

さて、個人情報保護法は、この4月から完全施行された。

完全施行という言い方になるのは、個人情報保護法の一部は一昨年から施行されていたため(平成15年5月30日法律第57号)。罰則規定を含めた第四章から第六章まで、及び附則第二条から第六条までの規定が、この4月から施行になる。

そもそも、個人情報ってなんだろねぇ(-.-?)。
一応、個人情報保護法の第二条に個人情報とは「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、 生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの (他の情報と容易に照合することができ、 それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。) 」と定義されてはいるんだけど…

なんか、よくわからん(^^;
一般的な学問的意味からすれば、情報ってのは「データとデータの組み合わせで何らかの意味を成すもの」です(^^;

たとえば、「49」という数字。
これだけでは何のことかわからない。
でも、「数学の点数」、「試験は100点満点」、「不可は50点未満」、「あなたの息子(ヾ(^^;オイオイ)」っていう言葉の組み合わせで、「49」って数字が意味を持つことになるでそ?
ここで出てきた言葉それぞれが「データ」ってことで、この言葉を組み合わせたものが、「情報」って考えることができるんだ。
…でも…「ふぅん…だから?」って思うよね。
例えば、これを聞いた(あなたの息子が数学で不可を取ったという話)あなたの会社の同僚や友人にはどうってことない話でしょ?
まあ、せいぜい職場の笑い話になるかもしれないけど(^O^;

でも、どうってことない話だと思った職場の同僚が、そのことを家庭教師組合(ソンナノアルノカナ(^^;)やら、猛烈数学塾(ホントニ、アッタラドウシヨウf^^;)に話したとしたら?
家庭教師組合(シツコイッテヾ(^^;)やら、猛烈数学塾(モウイイッテ(。o)☆\(--;バキッ)が知ってしまったら?

家庭教師組合や猛烈数学塾はあなたに対して、営業をしてくるかもしれない。
家庭教師組合や猛烈数学塾にとってはそれは大切な情報なんだよね。
結局、情報ってのはそれを受取る人の問題なんだ。
しゃべる方は「どうでもいい話」でも、それを聞く方が情報だって思ったら情報なのさ。
だから、個人情報ってのは会社の人が「こんなもの…」と思っても、それを聞いた人(会社)にとっては個人情報になっちゃうんだ(^^)

さて、個人情報の具体的な例を考えてみるね。
「山田たけし」という名前…これだけでは個人情報にはならない(同姓同名の人もいるし、その人と接触したくても名前だけじゃ接触しようがない)。
これに「住所」とか「電話番号」とか「働いている会社」とか「山田たけし」を特定できるデータと組み合わされると個人情報になると考えられます。
んじゃ、社員番号や学籍番号と名前の組み合わせだったら?
…たぶん、これだけでは個人情報にならないような気がするなぁ…
でも、暗黙的にでも、会社や学校などが特定できちゃったら、個人情報になっちゃうんだろうな(^^;
現実的には学籍番号や社員番号って、学校内や社内で使われているものだから、たぶん社員番号や学籍番号を入手する過程で会社や学校を知ることができそうf^^;
あと、外部には知らせていない会社で付ける顧客番号だったとしても、あなたの会社と顧客名と組み合わされることで、個人情報になるだろうなぁ。
それに加えて、学校では試験の答案用紙も個人情報ということになるかな。
(答案用紙には学籍番号やらクラスやら出席番号、そして指名、試験の点数が入っているから)
仮に答案用紙から学籍番号、クラス、氏名を除き、出席番号と点数だけにしたらどうか…
担当教員が、「クラスは明示しなくてもわかるので、出席番号と点数だけの答案なら個人情報とはならないんじゃないか…」と考えたとしたら…
でも、集めた答案用紙がその教員の机の上にあって、その教員の席が固定されていて誰でも知ることができるのなら…やっぱり個人情報とみなされるだろうなぁ…(^O^;

………
……

…なんかさぁ…
こんなことを考えてたら、仕事なんてできそうにないような気がするよねぇ…(--;

でも、なんか他人事みたいなこというと、今更なにをガタガタ騒いでいるんだという気もするよ。
だって法律ができてから、バタバタしているところを見てると、今まで顧客や取引先の情報を大切にしてなかったのか?
…って気になっちゃわない?(笑)

ちなみに個人情報保護法では、この個人情報を扱う会社やら団体を個人情報取扱事業者っていうんだけど、これは「顧客情報、取引先情報、従業員情報等において、5000人以上の個人情報を有し、それらを事業を営む上で利用している事業者」のこと。

これを見てわかるとおり、顧客だけではなく、取引先も含めてだからたいていの会社は個人情報取扱事業者になっちゃうよねぇ(--;
せいぜい対象外になるのは、昔ながらの商店街にある、昔ながらの商売をしているお店くらいかな。

学校なんかでは、5000人を超える学校なんて稀だから、たいていの学校は対象外か?…
…っていうことなんだけど…
たぶん、ほとんどの学校は個人情報取扱事業者になっちゃうと思うんだよね。
なぜかっていうと学校は、在学生だけではなく、在学生の家族の情報も持っているし、過去の卒業生なんかの情報も持っているからねぇ…(--メ(それが「事業を営む上で利用している」と判断されるかどうかって問題はあるけどね)

んじゃ、会社として、学校として個人情報をどうやって守るかってことだけど、これはプライバシーマークを付与している財団法人日本情報処理開発協会のHPを見たらいいんじゃないかな。
個人情報を保護するための体制作りなんかの説明があるしね。
別にプライバシーマークを取得するつもりはなくても、なんかガイドラインがないと会社として、学校としてどうしていいかわかんないからね。

まあ、今まで性善説だった日本の社会も性悪説になっちゃったんだなぁと思う今日この頃です(笑)
《まずは『私は大丈夫です』って証明してからでないと信用してくれない社会になったってこと。疲れる社会になったものだ…まったく(-o-;》

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April 01, 2005

フリーター・ニート…教育の責任

今回はフリーター、ニートの第三弾です(笑)
昨年あたりから、教育基本法を改正する動きがある。
その目的はなんだろう(・_・?)

たしかに今、「ゆとり教育」、「フリーターやニート(NEET(Not in Employment, Education or Training))」など、教育問題がクローズアップされている。
それで、教育基本法を改正しようという動きなのか?
…よくわからない……(^^;

第一条(教育の目的)
 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。

これは『教育基本法・第一条・教育の目的』です。
これを見ると、当たり前だけど、「勉強をさせろ」とか「頭のいい子に育てろ」なんて言葉はない。
あるのは「真理と正義」、「個人の価値を尊ぶ」、「勤労と責任」、「自主的精神」、「健康的な国民の育成」である。
………なんかこの条文に問題があるのかぁ!?
…っていうか、なんでこういう目的で教育が行われて、フリーターやらニートやら、そんな子供たち(大人かなf^^;)が育つんだ!?
僕は制度の問題ではなく、その制度を運用する方に問題があるように思うんだけど。

今、学校のどこで「勤労と責任」を教えているのだろうか…
僕の場合、古い記憶を辿ると授業中の先生の雑談の中で聞かされた気がする。
子供ながらに…
「大人って大変なんだなぁ」
「お父さんってがんばっているんだなぁ」
…そう思った記憶がある。
今の先生たちはどうやって教えているのだろうか…

ところで、余談ですが、僕は教育基本法の改正は反対です。
教育基本法に従って教育していない現状で、法律を改正することに意味を感じないから。
教育基本法に則って、きちんとその目的に従って教育して、それで問題だから改正するってんなら大賛成ですけどね。

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March 31, 2005

フリーター・ニート…親の責任

前回に続いてフリーター、ニートの話。

そいえば1990年頃から、「個性」という言葉が急に普及しだしたように思う。

自分の個性を大切に…
たったひとつの人生なんだから…
自分が好きなように生きようよ。
自分のやりたいことをしようよ。

たしか、そんなようなフレーズを90年代によく聞いた気がする(今もそうだけど(^^;)。
親も学校の先生もマスコミも、そんな感じで子供たちと接してきたんじゃないかな。
今の20代前半までの子達って、その頃小学校に入学したばかりか、入学する前だったんだ。

学生の親と話をすると「本人がやりたいことをやらせてあげたい」っていうんだよね。
そりゃ、親として子供にやりたいことをやらせてあげたいって思うのは当然のことだと思うよ。
でもね。子供が社会に出る年になってまで、親の願望を言っててどうすんだろ?
…そう思うときがあるよ。

親だったらわかっているはずでしょ?
もう何十年って、社会で働いているんだから。
社会って、フリーターだったり、ぷーしているような子をまともに受け入れてくれないってこと。
そして、そんな子が年取ってから、「ちゃんとまともに働く」って言っても採用してくれる会社なんてないってことを。
だって、自分の働いている会社でそんな子を採用してくれるか考えたらわかるでしょうに…
そして、そんな子を採用してくれる会社って、どんな会社か知っているだろうに…

そして、そのことを学生の親に話すと…
学親「もう本人も大人ですから…」
…とか
学親「本人がそれでいいっていうなら…」
…っていうんだ。
んで、そういうことを学生と話しているかと聞くと…
学親「話したことはない」
…とか
学親「本人に聞いたわけではない」
…っていうんだ。

そいえば、以前、笑ったことがあってさぁ。
ある学生の親が某中堅企業の人事部長だったんだ。
その学生は今風の金髪・ロングヘアー・大きなピアスをしている。そして就職したくないっていう。
それでその親(人事部長さん(苦笑))と学生の進路の話をしたときに…

学親「(今はフリーターになっても)まぁ、なんとかなるでしょ」
…って言うから…
僕「では、お父さんは息子さんを採用しますか?フリーターだった子を採用しますか?」
…って聞いたら…
学親「うちの会社はそんな子は絶対採用しませんよ」
…って言うんだよね。

採用担当者のあんたが絶対採用しない子が、なんで他の会社で採用してもらえるって思うんだろう。
勝手な親だよねぇ。

結局、親が責任放棄しているんだよね。
フリーターっていうのは社会にも問題があると思うけど、親の責任の方が大きいと思う。
社会に出すまでは親の責任だと思うんだけど…

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March 30, 2005

考えていないフリーターやニート

なんで最近の子って、フリーターになるんだろう。
たとえば、お笑いとか芸能界、また何か将来への準備期間で、一時的にフリーターをしているのならわかるんだけどね。
テレビを見ていても、お笑いの人たちって売れるまでは、ほとんどフリーターみたいだし。
だから、フリーターの人たちを全部否定するつもりはないけれど、「将来はフリーターをやめて定職につきたい 67.5%(内、73.6%が正社員として働くことを希望)」。
そして、フリーターをしている理由が「アルバイトの方が働く時間を自由に決められるから 47.1%」、「自分に合う仕事が見つけたいので、それまではアルバイト 37.7%」、「仕事以外にしたいことがあり、両立しやすい働き方である 32.5%」。
んで、仕事以外にやりたいことが「趣味 58.0%」、「資格 32.0%」、「旅行 27.0%」だって。
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アルバイターの就労等に関する調査(リクルート・ワークス研究所)
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この結果を見てもそうだけど、将来を考えた行動をしていないフリーターはこれからどうするんだろう。

フリーターが就職活動をする場合、新卒扱いではなく、中途扱いで採用試験を受けることになる。
だから、新卒採用と違って、それまでの働いていた経験や実績を重視した採用試験になるんだけど…
もちろん、フリーターといっても派遣会社できちんと将来を目指して、そのための仕事をしているのなら採用試験も大丈夫だと思う。
でも、アルバイトやパートをしているフリーターは、定職に付くのは難しいんじゃないかなぁ。
アルバイトやパートは基本的に就職時の経験には含まれないことがほとんどだから。

んじゃ、今はアルバイトやパートで、「いずれ派遣会社で働くよ」っていっても、派遣会社だって年齢制限があったような気がした。
35歳とかって聞いたことがあるけど。
「なんだ。35歳までは大丈夫なんだ(^^)」って言っても、年齢が上がれば今度は派遣先がないからねぇ。
もちろん、それまでに十分な実績を積んで、あちこちから「延長して」とか、声がかかるくらいであれば年齢が高くても派遣先はいくらでもあるだろうけどさ。
でも、そんな人は働こうと思ったら、いつでも正社員で働ける人でしょ?
いずれ正社員で働きたくて派遣会社で働こうかと思っている人で、年齢が30に近い人はヤバイと思うよ。
こういう話って、彼らは知っているんだろうか。

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March 28, 2005

フリーターの実態

最近、ニート(NEET(Not in Employment, Education or Training))が話題になって、フリーターが話題から遠のいているようだけど、フリーターの問題はもう済んじゃったのかなぁ。
たしかに就業形態が多様化して、フリーターってのも、ひとつの就業形態みたいな声も聞こえるけど。
僕自身、18歳から25歳くらいまでの若者と企業側の両方と接する機会が多いことから非常に気になる。
そこで、今回はフリーターについて考えてみよっと(^^)

フリーターって言葉は、16年ほど前に元フロム・エー編集長の道下裕史さんが名付けたらしい。
http://www.works-i.com/special/freeter.html
その道下さんによると…
「就職環境が良かったのに就職しない若者が登場してきたわけです。ただし、この人達にも2つのタイプがいました。一方は、マスコミなど難関志望者や作家・カメラマンなどのフリーランサー、あえてそういうところを志す明確な夢を持って努力もしている層と、必ずしも具体的な努力をしていないで、バイト・アルバイトをしている層とに分かれていたのです。後者は、今フリーターの多くを占めているといわれている、「やりたいこと」が見つからない人たちですね。フロム・エーとしては、前者の明確な夢と意思を持って努力する若者たちだけを応援したかったのです」
…というように、元々は『明確な夢を持って努力している人』を指していたようです。

では、現在フリーターはどのように定義されているかっていうと…
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「国民生活白書」のフリーターの定義
「学生、主婦を除く若年(15~34歳)のうち、パート・アルバイト(派遣等を含む)及び働く意志のある無職の人」
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「平成12年版労働白書」の定義
15~34歳までの『パート』または『アルバイト』での雇用者で、男性については継続就業年数が1~5年未満の者、もしくは家事や通学もしておらず、「パート・アルバイト」の仕事を希望する者(女性については未婚のもの)」
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…ということのようです。

んでは、フリーターはどうしてフリーターになるのでしょうか。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の2000年の調査では、「モラトリアム型」、「夢追求型」、「やむを得ず型」の3つに類型化しています(首都圏フリーターの意識と実態に関するヒアリング,2000年)。ちなみに「モラトリアム型」というのは、『自己形成の状態にとどまり、既成の大人社会に同化できないでいる人』を指します。
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○モラトリアム型
・離学モラトリアム型:
高校、専門学校、大学からの中退者、大学受験失敗・進学断念者、進路未定のままの高卒者・大卒者などが含まれる。
・離職モラトリアム型
高卒・短大卒・大卒後、数ヶ月から2年程度の正社員経験を経て離職し、フリーターとなった者。離職理由は労働条件や人間関係。彼らの正社員経験の印象はあまり良いものではなく、離職時に正規雇用を強く志向してはいない。

○夢追求型
・芸能志向型
バンドの練習、オーディション応募、養成機関所属など、何らかの関連活動を行っているが、夢への接近度は様々。
・職人・フリーランス志向型
経験を通した技能・技術の蓄積が要求される。関連するアルバイトを行ったり、仕事を請け負ったり、自ら作品を売り込んだりして、市場への参入を図っている。

○やむを得ず型
・正規雇用志向型
公務員など特定の職業への参入機会を待っている者、離職したが正規雇用を志向している者、就職活動に失敗した者、派遣を志向した者が含まれる。企業の採用活動がもっと積極的に行われていれば、あるいは特定の職業に関する労働市場の需給状況がもう少し緩んでいれば、このタイプの者のほとんどはフリーターとはならなかったと考えられる。
・期間限定型
進路変更による専門学校への入学時期待ち、次の入学時期までの学費稼ぎ、ワーキングホリデーのための費用稼ぎなどが含まれる。
・プライベート・トラブル型
トラブルにより学校を離れた当初の将来展望ははっきりしておらず、その意味では「1.モラトリアム型」と共通。
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さて本題のフリーターの意識についてです。
リクルート・ワークス研究所の調査によると、フリーターをしている人で今後もフリーターを続けたいとは思っている人は6.5%だったそうです。
また、独立行政法人 労働政策研究・研修機構の調査では「フリーターを一生続ける 1.0%」という結果が出ています。
そして、「将来はフリーターをやめて定職につきたい 67.5%(内、73.6%が正社員として働くことを希望)」だそうです。
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アルバイターの就労等に関する調査<2000年6月>-フリーターの意識・働き方の実態について-(リクルート・ワークス研究所)
「首都圏フリーターの意識と実態に関するヒアリング(2000年)
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ちなみに以下にフリーターの意識のいくつかの調査結果を載せます。
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月収(独立行政法人 労働政策研究・研修機構)
http://www.jil.go.jp/happyou/20000713_01_jil/20000713_01_jil_hyou10.html

男女別の類型分布(独立行政法人 労働政策研究・研修機構)
http://www.jil.go.jp/happyou/20000713_01_jil/20000713_01_jil_hyou6.html

学歴別の類型分類(独立行政法人 労働政策研究・研修機構)
http://www.jil.go.jp/happyou/20000713_01_jil/20000713_01_jil_hyou7.html

同別居と生活費負担(独立行政法人 労働政策研究・研修機構)
http://www.jil.go.jp/happyou/20000713_01_jil/20000713_01_jil_hyou11.html

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だいたい、月収は13万円のようですね。

次回からこれらの結果に対して、いくつか考察をしてみます。

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